coLinux 環境上で ruby on Rails の環境を構築を行いましたが結構はまりました。が、これで快適に開発ができそう。
coLinuxへのアクセスはcygwin のXサーバ経由はVNC経由というのがネットでよく見かけますが、面倒なので、ssh 経由のみでやってます。 screen とか入れればさらに快適になりそうです。
インストール手順:
1. coLinux のインストール
coLinux をhttp://www.colinux.org/ ここから取得。とりあえず 現時点でのリリースバージョンの0.6.2 でOK。
http://scratchpad.fc2web.com/colinux/
ここを見ながらインストール。
2. ディスクイメージの作成
http://scratchpad.fc2web.com/colinux/install/install-3.html これに準じて作成
OSのイメージファイルもインストーラ経由で取得できるdebianを使います。そしたら設定
ファイルを修正します。この通りで問題なくできるはずです。
http://scratchpad.fc2web.com/colinux/install/install-4.html
3. coLinux の起動
DOS窓で以下のコマンドを実行します。
>colinux-daemon.exe -c 設定ファイル名
4.環境構築
debian のOSイメージには開発環境すら入っていないので自前でapt-getを用いてインストールします。
apt-get dist-upgrade
apt-get install ssh
apt-get install wget
apt-get install gcc g77 g++
apt-get install libreadline5-dev
apt-get install make
apt-get install jvim-canna
apt-get install \
irb1.8 \
libdbm-ruby1.8 \
libgdbm-ruby1.8 \
libopenssl-ruby1.8 \
libreadline-ruby1.8 \
libruby1.8 \
libruby1.8-dbg \
rdoc1.8 \
ri1.8 \
ruby1.8 \
ruby1.8-dev \
libmysql-ruby1.8 \
ruby1.8-examples
あと、mysql の環境が必要なんですが、apt-get のオプションが思い出せない。。
apt-get install mysqlclient mysqlclient-devel
こんな感じでいけると思うんですが、うまくいかなかったらapt-getではなくてtarballから
インストールしたほうがいいかもしれません。
5. rails のインストール
いよいよrailsのインストールです。その前にgemが必要です。
wget http://rubyforge.org/frs/download.php/5207/rubygems-0.8.11.tgz
展開して ruby setup.rb を実行します。ここでエラーが出てると後で正常動作しませんので
この時点でよく確認する必要があります。
railsのインストールは以下のように実行します。この辺はRoRのホームページどおりですね。
% gem install rails --include-dependencies
6. mysql/ruby のバージョンアップ
これではまりました。バージョンアップしないとパスワード付きでmysqlに接続できなかったりしますので、下記のサイトから最新版を取得してインストールします。
http://www.tmtm.org/en/mysql/ruby/README_ja.html
% wget http://tmtm.org/downloads/mysql/ruby/mysql-ruby-2.7-beta3.tar.gz
% ruby extconf.rb
% make
これで問題なく動くはず。